私の年賀状37年史
モデル兼 カメラマン兼 照明係を続けています。
喪中で受け取らなかった年も、こんな写真年賀が配られていました。
2022年 丹沢主脈「不動ノ峰」 |
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写真の構図もハガキ表面のコラムも12年前から決まっていました。その証拠として、2009年に書いた
『がむしゃら丹沢縦走・横断30キロ』のP24に似た記述があります。
いつか・・・、いつか・・・、で年月が経ち、また、毎年充実した写真年賀のロケ地が決定していたので
12 年もの先送りとなってしまいました。
いざ、このロケ地で撮影となると大変です。お金さえ払えば簡単に行ける土地とは違うからです。新型
コロナ・ウイルスの影響から、山小屋泊は制限され、日帰り登山が余儀なくされています。この日の為
の トレーニングとして、事前に秦野駅からの大山登山とバカ尾根(大倉尾根)ピストンの2回の日帰り登
山 を経ましたが、いざ本番では塔ノ岳から先の「日高」で断念、大倉に引き返しました。ハムストリング
が攣 り、この先で立ち往生する危険があり、引き返した方がリスクが少ないと判断しました。今回の写
真撮影 は2回目のチャレンジで、日を改めて同じ装備で臨んだ結果です。毎日ジョギング5qを行って
も、登山で 使う筋肉は全く別物です。北岳を征服してから丸4年間、あまり山行に力を入れてきませんで
したから登 山用の筋肉は衰えてしまいました。「ヤマレコ」というサイトに残っていた記録によると、今回
と全く同じコ ースを6年前に歩きましたが、45分もタイムが遅くなりました。6年前はバス待ちの間にビー
ルを飲めたの に、今回はバス車内飲みでした。また、帰りの橋本駅では激痛で階段の昇り降りもできな
い程、膝・腿の 筋肉はズタズタでした。オイラも決して若くは無いんですよね。丹沢主脈が登れなくなる
前に、「不動ノ 峰」を背景に写真年賀を撮りたかった訳です。
ここからはカメラ編の話です。去年に続いてミラーレス一眼に魚眼の超・超広角レンズを装着し、軽量
の三脚を担ぎ上げて来ました。機材を背後からスマホで撮りましたが、とにかく被写体とカメラが近いで
す。登山道のど真ん中にカメラを設置です。最初は「道しるべ」をメインにオイラと富士山で3角形の構
図 を意識していましたが、さすがに超・超広角だと正午なのに太陽が入ってきました。そして、青空に映
え る紅葉も。結局、5点盛りの構図となり、「道しるべ」脇に立ってポーズとるオイラのショットはバランス
が 悪い写真になってしまい、全てお蔵入りに。最後の最後に撮っておいた、しゃがんだカットが採用され
ま した。プロのカメラマンやモデルだとスタッフがオイラの顔に光を当ててくれるのに、極貧な内蔵ストロ
ボ じゃ、道しるべを照らすのがやっとの事。でも、逆光の写真は立体感があって大好きです。富士山の
写 る場所までは計算でしたが、太陽の位置までは全く想定外でした。
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